車検で入庫したダイハツ・アトレー
工場の中でエンジン吹かしてると排気ガスが臭いと感じました
排気ガステスターにてガスを計測してみたらとんでもない値に!
軽自動車の基準値は
COが2.0
HCが500
までです
CO値高すぎですね
オーツーセンサーの故障だとピンときましたが
普通ならオーツーセンサーが故障したらエンジンチェックランプ点灯するのに点灯していません
チェックランプ点灯しない=センサーの故障ではない
と普通なら考えます
が、
実は、
あるんですよね
希に点灯しない場合が!
その事は経験しておりました(笑)
オーツーセンサーの故障で間違いないとは思っていますが社員への勉強会だと思いECU(コンピューター)を見てみる事に!
1.診断機を繋いでオーツーセンサーのデーター(実測値)を見てもらいました。
結果、張り付いているのか全く動いていない事が分かりました
補正率0%となっています
★本来ならここで「ん!オーツーセンサー怪しいね」となります
2.センサー単体で抵抗を計りました
結果、無いはずの抵抗が・・・
★ここでやっと「オーツーセンサーで決まりだね!」となります(笑)
良い経験になった筈です
と、思います
いや思いたい(笑)
◯修理開始です
新品のオーツーセンサーに交換
あっさり正常値でましたー
基準値に余裕で収まってますね
修理はこれで完璧です
そもそもオーツーセンサーとは?
↑がオーツーセンサーです
マフラーに2個付いています
燃えて出てきた排気ガスの濃度を監視していてガスが濃いとか薄いとかをECUに教えています
オーツーセンサーから教えてもらった値から今度はECUが理想の(設定した)空燃費になるように燃料の量を調整します
オーツーセンサーの重要性が分かりますよね
今回使用した排気ガステスターは整備振興会員の工場には必ずあるテスターです
当社もウン十万円出して新品購入した大切なテスターです
整備工場の必須アイテムです
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南魚沼市 エリアマックス