KF エンジン清掃

当社のオイル(40番)に交換したら油圧警告灯が点灯

「これはスラッジが溜まりオイルを吸い上げられなくなっているに違いない」

(スラッジとはオイルが蒸発して焦げていると思ってください。例えるなら焼き鳥屋さんの換気扇ですかね)

という事でタペットカバーをはぐるとヤッパリスラッジがスゴいです

 

完全にストレーナーが詰まっているだろうと思うのでオイルパン剥いでストレーナーを交換です

が、ストレーナーはフロントカバーのオイルポンプに取り付けられていますのでフロントカバーを剥がして交換します

 

腰下もそこそこ汚れていますね

部品が揃うまで出来るだけスラッジを除去してキレイにしておきます

 

フロントカバー内部もスラッジがビッシリ!

オイルポンプも分解して清掃です

ストレーナーはプラスチック製品で非分解

どんな感じで詰まっているか割ってみました

中にはメッシュが有り思った通りスラッジでオイルが通らない感じで目詰まりしてました

上がストレーナー

オイルパンからオイルを汲み上げるフィルター一体のパイプです

壊して中身を確めました

カッチカチの固まりが沢山現れましたよ

これだけ詰まってればシャバシャバ(低粘度)のオイルしか吸い上げられないですね

オイル交換を怠ったり、使用しているオイルの品質が悪いとこのような状態になります

故障のパターンは幾つかあって

メタル、タペットの焼き付きによる異音(打音)

油圧不足で警告灯点灯

最悪エンジンブロー

となります

定期的なオイル交換と信頼できるエンジンオイルの使用をオススメします

当社のオイルを定期的に交換している車両のエンジン内部はどれだけ走っても新品の様にキレイにですよ

 

エンジンオイルは星の数程種類がありますので値段で決めている方も多いのではないでしょうか?

どんなオイルを使ったら良いのか迷った時はご相談下さい

あと、ひとつ

オイルの警告灯について

一般的にオイル警告灯が

点灯したらオイルが少なくなった

「減った」という認識の様ですが実は違います

確かに量は減っていてる事には間違いありませんが本当はオイルが減りすぎている状態なんです

「減ったからランプが点灯するんでしょ?」 「量を見ているセンサーですよね?」

と良く聞かれますが

軽自動車にはオイルの量を監視しているセンサーは付いていません

警告灯が点灯するのは油圧が無くなった時

油圧が無いという事は汲み上げるオイルが無くなった時に点灯します

参考までに

 

 

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